どうもです!
もう明後日には映画が公開されていますね。
そんな中、今回は僕が前々からやりたかった『ルシファー 反逆の堕天使』で使用された劇伴について書いていきたいなと。
実はサントラ発売当時にも似たような記事を書いているんですけど、あれからウェディングゲームやエンドが配信されたり、映画関連の動画が公開されたりだったりで使用事例が増えていて、追記じゃ追い切れないくらいになっているので、リメイク版というかそんな感じで書いていきます。
文章の方も少なからず今の方が上回ってると思うんでね。
1曲ずつ触れていくわけなんですけど、こういうサントラとかBGMとか聴くのは好きなんですけど音楽自体に精通している訳ではないので、その辺の知識は皆無なのでご了承ください。主に◯話で使ってたとかそういう話が多いですかね。
『ウェディングゲーム』『エンド・オブ・ザ・ワールド』用の楽曲については今年5月に発売されたサントラCDの記事を参照。
このCDにも『ルシファー 反逆の堕天使』の劇伴がいくつか再録されているので、以下の本文にその旨も書いておきます。
(追記:2022年2月5日) 期間限定クエスト「天界への挑戦」に使用されている楽曲について追記を行いました。
1.「Take a Stroll」
穏やかなイメージのこの曲、なんと1トラック目から本編未使用BGMなんですね。
おそらくほのぼのとした日常パートでの使用を想定して作られたのだと思うんですけど、ルシファー編のアニメは"ほのぼの"とは程遠い内容だったのでどうしても使用機会が無かったと。
2.「Room of Discipline」
3.「Room of Discipline(Alt Ver.)」
このトラックも日常パート的な音楽で、トラック2は第1話で使用されています。数少ない天使達の楽しげなやりとりを演出してくれましたね。
トラック3は同じメロディを使った曲ですが、こちらは本編未使用。
4.「Run Through」
こちらも本編未使用の日常パート曲。ミカエル辺りがはしゃいでそうなイメージが目に浮かびます。
アニメ本編では一度も使われてないのですが、うろ覚えなんですが確かウェディングゲーム配信記念の振り返り上映のイベントで会場で流れていたような記憶があります。
5.「To The Purgatory」
先ほどまでとは違い怪しい雰囲気が漂うBGM。
反逆第2話やウェディング第1,2話など、疑いや対立が強い場面での使用が多いです。
6.「Clashing Ideals」
13話ではルシファー登場のシーンで流れていたり、エンド2話では対立のシーンで使用されたりなど汎用的なシリアスBGMという印象。
7.「No Turning Back」
第3話での追われるルシファーのシーンの印象が強いですかね。その他第18話やウェディング1話と落ち着いたシリアスシーンで使用されています。
一度盛り上がりがあるのが特徴ですね。
8.「Orb Repository」
多分オーブ保管庫をイメージした曲。
第2話のオーブ保管庫のシーンで使用している他、第16話では冒頭のマルクトのシーンでも使われています。
9.「Prove Innocence」
前半がシリアスな雰囲気の曲、後半が心情的な曲という構成。
個人的には反逆2話や18話の印象が強いですかね。
10.「A Splintering Friendship」
12.「Have Faith and Wait」
どちらも心情的なトラックで、第2部(第10-12話)でそれぞれ一回ずつの使用に留まっています。
シリアスなシーンが多いルシファー編では選曲しにくかったのでしょうね。とはいえ第2部では残されたウリエル達をしっかり演出出来ていたと思います。
11.「Angel’s Rest」
個人的に凄くお気に入りのトラック。
使用回数としては3回と比較的少なめですが、第1話の共同墓地のシーン、第8話のルシファーが天界を去っていくシーン、第10話冒頭のウリエル達4人のシーンと、重要なシーンでしか使われていないということなんですね。
物悲しげなピアノが、これらのシーンを良く演出していたと思います。
『ルシファー 絶望の夜明け』第3弾予告では冒頭の10秒辺りまでで選曲されています。
13.「The Heavens Cathedral」
選曲されたのは反逆第1話の式典のシーンのみ。
サントラCDにも収録されており、おそらくこれをケテルのテーマBGMとして収録したのだと思われます。
14.「Fate in the Balance」
トラック6と同じく汎用的なシリアスBGMですね。
第5話でのウリエル、ケテルのシーンの印象が強い。
15.「An Angel Slayer Blade」
曲名は直訳で「天使殺しの剣」。
その名の通り反逆第1部では剣の登場シーンで選曲された他、その後第3部ではハーグストーンの曲として使われたり、ウェディングゲームではケテルのテーマBGMとして使用されました。
なので個人的にはケテルといえばこの曲、という印象ですかね。
16.「King Grouch」
17.「Who’s This?」
18.「Groucher, Ride On!」
16,17,18トラック目はキングクロッチ用のBGM。
キングクロッチの登場する反逆4,5,11,12話で使用されています。
トラック18は何故かわりばし劇場で毎回のように使用されていて、すっかりキングクロッチよりもオラゴンやオペコが喋っているイメージが強くなってしまいました。
トラック16は「モンスターストライク パーティーゲーム ルシファーVSキングクロッチ!公式PV」という動画でも使われています。
19.「Heavenly Discord」
20.「Seeking Lucifer」
この2曲は反逆の堕天使の頃はどうにも個人的に印象が薄かったんですが、ウェディングゲームでの使用率が高くそれで印象強くなりましたね。
どちらも天界側、ルシファー側両方のバトルシーンで汎用的な戦闘曲として使っていたイメージです。
(2曲ともサントラCDに収録)
【追記:2022年2月5日】
期間限定クエスト「天界への挑戦」で、ラミエルのボス戦BGMで「Heavenly Discord」、カマエルのボス戦BGMで「Seeking Lucifer」が使用されました。
期間限定クエスト「天界への挑戦」で、ラミエルのボス戦BGMで「Heavenly Discord」、カマエルのボス戦BGMで「Seeking Lucifer」が使用されました。
21.「Archangel Leader Uriel」
第1話冒頭のバトルシーンで使われていたからか印象強い人も多いかもしれないですが、実は使用回数は2回と意外と少ない。
モンストのゲーム内では台湾版の「天界試練」というクエストでラスゲのBGMで使われています。
(サントラCDにも収録)
22.「VS Lucifer」
ルシファー編第1部ではルシファーと他の天使との戦いで使用されました。
第2部以降は未使用となっていますが、その後エンド編最終話で選曲されたり、『ルシファー 絶望の夜明け』の第1弾予告でも後半部分が使用されています。
本来戦う必要のないルシファーとウリエル達の戦いをイメージしてなのか、バトルBGM的盛り上がりもありつつどこか悲しげな雰囲気もあるのが特徴。
モンストのゲーム内では期間限定クエスト「ヒーローズへの挑戦」のルシファーの階層や台湾版の「天界試練」で道中BGMとして使用されています。
(サントラCDにも収録)
23.「Through the Storm」
『ルシファー 反逆の堕天使』の頃は特に使用頻度が高く、その話のラスト、いわゆる次回への引き的な使われ方が多かったので聞き覚えのある方も多いのでは。
第16話ではルシファー編においてはマルクト用のBGMが制作されていないため、マルクトのテーマBGM的に使用されています。
24.「Lucifer - Fallen Angel of Rebellion」
説明不用、本作の主人公であるルシファーのテーマBGMです。
第1話冒頭で既に選曲されており、全劇伴合わせてルシファー編のアニメ本編においては最多の使用回数を誇ります。
第1話、第8話のルシファーが魔界に降り立つシーンの印象が強く、他には堕天後のルシファーが活躍する第3部(13-19話)ではバトルシーンでの使用が多いですね。
反逆の堕天使第8話やウェディングゲーム第1話ではED曲としても使用しています。
イントロ聴いた瞬間に「あっルシファー出てくるな」ってすぐに認識出来ますし、この一度聴いたら忘れられないようなフレーズはルシファーのテーマ曲にふさわしいですね。
『ルシファー 絶望の夜明け』の予告編でも当然の如く使用されており、第1弾、第2弾予告で流れます。
ゲーム内では期間限定クエスト「ヒーローズへの挑戦」のルシファーのボス戦BGMで使用されています。
(サントラCDにも収録)
25.「Real Fight with You」
反逆の堕天使第1部ではトラック22と同じくルシファーと他の天使との戦いで使用されています。
特に個人的にはルシファーVSミカエルでの印象が強いですね。
ウェディングゲームでの使用は無かったのですが、これもエンド編最終話で久々に流れ、初見時凄くテンションが上がりましたね。
(サントラCDにも収録)
26.「Almighty is Always on Our Side」
VS天聖的なイメージで作られたような曲。
いわゆるボス戦的なBGMで、第7,8話のケテル戦、第18話のスルガト戦、ウェディングゲーム第6,7話では再びケテル戦と、その部のクライマックスでの選曲が圧倒的に多いですね。こう見るとやはりケテル戦のイメージが強い。
一方で、『ルシファー 絶望の夜明け』第3弾予告では敵として登場したルシファーを演出しています。
台湾版の「天界試練」ボス戦や超絶クエスト「ケテル」の道中BGMなど、モンストのゲーム内での使用事例も多いですね。
(サントラCDにも収録)
27.「Prelude to Darkness」
28.「Prelude to Darkness(Music Box Ver.)」
トラック27は天聖のイメージ曲的な使われ方ですが、実はトラック24「Lucifer - Fallen Angel of Rebellion」と共通のメロディが使われています。
第12話ではビナーの初登場シーンからエンドロール、第14話ではEDに被さる形で天聖達の会話のシーンで選曲されており、特殊ED的な使われ方も同時にされていますね。
トラック28はオルゴールアレンジ版ですが、こちらは本編未使用となっています。
29.「Monster Strike Theme(Music Box Ver.)」
モンストのメインテーマのオルゴールアレンジ版。
反逆第2話で出てきたオルゴールの音源ですが、これもサントラにしっかり収録されています。
まあそのシーンがシーンなので個人的にはトラウマBGM的な認識になってしまっていますね。
それにしてもこのメロディって天界ではどういう認識なんだろう。オルゴールになるぐらいですから、ある程度有名な曲なのでしょうね。
30.「Lord Keter」
踊りの先生。
31.「Sephirot」
これも天聖用の曲と思われます。
本編での使用は第8話の魔界へ向かうルシファーのシーン1回のみ。
32.「Monster Strike Theme(Lucifer Ending Ver.)」
お馴染み『ルシファー 反逆の堕天使』でED曲として流れていたモンストのメインテーマのオーケストラアレンジです。
毎回使用していた訳ではなく、第8話ではトラック24、第12,14話ではトラック27がEDで使用されました。
本編で使用されるのは57秒程度に編集したものであり、サントラでは本編で流れない部分もフル尺で聴くことが出来ます。
『ルシファー ウェディングゲーム』では専用ED曲「BRAVE OUT」があったため使われないと思われましたが、第7話(最終話)で久々にEDとして使用されました。
エンドロールのクレジット上では「「モンスターストライクメインテーマ」AnimationVer.」という曲名になっています。(ウェディング第7話ではクレジット無し)
ちなみに、本編外での使用もあり反逆第12話と第13話の間で配信された総集編では冒頭のナレーションでBGMとして使われていたり、わりばし劇場ではOP部分で毎回使用されています。
(サントラCDにも収録)
以上がルシファー編の共通の劇伴。
以下は33-38トラック目が第2部(第10-12話) 用の劇伴、39-50トラック目が第3部(第13-19話)用の劇伴でそれぞれ、それ以外の使用事例は一部を除きありません。
33.「Twin Archangels」
35.「The Angel of Music, Sandalphon」
36.「The Angel of Contracts, Metatron」
37.「The Humble Joel」
トラック33は双子の姉妹天使をイメージした曲。ポップ目な前半とDJ風の後半に分かれており、それぞれ別で使用されることが多いですね。
(トラック33,35,36はサントラCDにも収録)
【追記:2022年2月5日】
期間限定クエスト「天界への挑戦」で、サンダルフォンのボス戦BGMで「The Angel of Music, Sandalphon」、メタトロンのボス戦BGMで「The Angel of Contracts, Metatron」が使用されました。
期間限定クエスト「天界への挑戦」で、サンダルフォンのボス戦BGMで「The Angel of Music, Sandalphon」、メタトロンのボス戦BGMで「The Angel of Contracts, Metatron」が使用されました。
34.「Four Archangels Leader」
ルシファーを除く4人の大天使長をイメージしたであろう曲。
ウェディングゲームで使われても良さげな曲ですが、こちらもこれ以降の使用はありません。
38.「Give Us Back Our Wings!」
第11話で翼を取り戻すために天使達が作戦を実行する時の曲。
ルシファー編では数少ないコミカルなシーンでしたが、そのために専用の劇伴が作られたんですね。
以下は第3部用の劇伴。
39.「Fallen Angel Xaphan」
ゼフォンのテーマBGM。
生まれながらの堕天使であるためか、どこか物悲しげなメロディが特徴です。
第15話でゼフォンの回想シーンで前半が使われ、後半は第19話のスルガトと母親の再会のシーンを彩りました。
40.「King of the Underworld, Beelzebub」
41.「The Ancient Weapon Surgat」
43.「Hallowed Decemvir Cholmah」
それぞれベルゼブブ、スルガト、コクマーと新キャラ用のテーマBGM。
それぞれの登場シーンでよく使われていたため、どれもこの部での使用頻度は高いですね。
トラック41はわりばし劇場#04でスルガトの紹介の部分で選曲されました。
(トラック40はサントラCDにも収録)
42.「Holy Magistrate Binah」
エンド編でビナーのテーマBGMはまた新たに作られているのですが、『反逆の堕天使』ではこの曲がビナーのテーマ曲ということになっています。
余談なんですが、この曲とサントラCDに収録されているエンド編の曲では曲名のビナーのアルファベット表記の綴りが違っているんですよね。
44.「Walkure for Lucifer」
45.「Walkure for Xaphan」
より原曲に近いのが「〜Lucifer」、戦闘曲風のアレンジがされているのが「〜Xaphan」です。
本編外では、わりばし劇場#03のゼフォン紹介の部分で何故か「〜Lucifer」の方がBGMとして流れていたんですよね...
(トラック45はサントラCDにも収録)
46.「The Lighting of Destruction」
第16,18話と、次回への引き的な使われ方がされています。
第3部におけるトラック23的なポジションの劇伴なのですかね。
47.「The Voice of the Almighty」
第2部、第3部用に作られた劇伴では唯一ウェディングゲームで使用事例のある曲。(第2話冒頭)
最初のアタックが印象的な劇伴です。
48.「For the King!」
49.「The Dark Deity Surgat」
50.「That boy」
これらは第19話(第3部最終話)のみ使用された劇伴。
どれもクライマックスにふさわしい曲で、トラック49なんてウェディングやエンド編で流れてもいいくらいなんですけどね。
トラック50は少年の姿を取り戻したスルガトが登場した、第19話ラストの曲。わりばし劇場#04でも、スルガトの紹介のBGMで選曲されています。
最後に、『ルシファー 反逆の堕天使』においてサントラに収録されていない曲が使用されている箇所があったんですが、ここはおそらくフリー音源のBGMを使用しているのかなぁと勝手に思ってます。
一応その部分の動画時間を載せておきます。
第4話 03:47〜04:37
第11話 07:27〜07:52
以上、『ルシファー 反逆の堕天使』サントラに収録されている劇伴の紹介でした。
去年書いた記事では一部の曲を抜粋していたんですが、今回の記事ではほぼ全ての曲について触れることが出来ました。
先日の振り返り感想じゃないですけど、また一つ過去の清算が出来たなぁという感じです。
BGM(サントラ)についての記事は特に反応があまり良くないんですが、自分自身"BGM"というものが好きでもあるんで、ルシファーのアニメのBGMに関してはガチの自己満足でもいいからこういうのを書き残しておきたいというのが本音ですね。
とはいえ他にルシファー編のBGMに興味のある方がいらっしゃったらそれだけで嬉しいんで、この記事を読んでいる場合はいいねでもコメントでも何かしらのアクションをしてくださると大変ありがたいです。
『ルシファー 反逆の堕天使』に関しては単体でのサントラが出ているんですが、『ウェディングゲーム』の劇伴に関しては件のサントラCDにしか収録されておらず、いくつか未収録のものもあるんで、『ウェディングゲーム』単体のサントラも出てほしいんですがなかなか配信される予兆がない。
『ルシファー 絶望の夜明け』でも映画用に新たに作曲された劇伴があったので、映画のサントラもしっかり出てほしいところです。
映画公開まであと2日!
それでは。